提供: 有限会社 工房 知の匠
文責: 技術顧問 大場 充
更新: 2025年9月13日
2025年は、6月から、毎日、暑い日が続いています。皆さん、熱中症には十分、注意してください。9月に入っても、毎日、気温が30度を超える真夏日が、まだ続いています。記録的な高温が続く毎日で、体力が奪われます。栄養と睡眠を十分に取ってください。
図案は、これまでと同じように、アイヌ民族に伝わっている古典的な図形を組合わせ、昇る朝日の中心に、今年の干支(えと)である「巳」(み)を中心に、マンダラ風にデザイン化したものです。左右に配置されているのは、10月の夜空に浮かぶ「十五夜の月」と、「すすき」をデザイン化したものです。「月とすすき」は、晩夏から初秋にかけての日本の各地で催される秋祭りの頃、各家でだんごを供えて祝った、名月を愛でる習慣の名残です。
約3年半に渡って続いているロシアのウクライナへの侵攻と、2年に渡っている中東でのイスラエルとパレスチナの戦闘、さらにイスラエル軍の突然の爆撃で始まり、アメリカ合衆国の空軍も参加した、イランとの戦争、長引く国内紛争が激化している中で、大地震が起きたミャンマー、そして緊張が高まっている極東の中国と台湾、政治情勢が緊迫しつつある韓国、軍備の増強を進める北朝鮮など、世界では、絶え間なく不安定な政治情勢が続いています。世界に平和がもたらされ、皆さんと世界中の子供達、若者達が、安心して楽しく、有意義な毎日を過ごすことができる日が来ることを、心から願っています。
2025年8月、アメリカ合衆国のトランプ大統領は、ウクライナとロシアの戦争を終わらせるために、アメリカのアラスカ州で、ロシアのプーチン大統領と直接、話し合い、停戦の合意への道筋を付けようとしましたが、不成功に終わりました。ウクライナのゼレンスキー大統領とEC各国の首脳たちは、プーチン大統領にとって有利な条件での停戦の枠組みが作り出されないようにと、警戒しているようです。どのような合意が為されるのか、世界の注目が集まっています。さらに、ロシアの無人機がポーランド上空を侵犯したため、北大西洋条約機構に加盟している国々と、ロシアとの緊張も高まりつつあります。
ところで、2025年6月から、鎌倉市の支援を受けて、私の友人たちが企画した市民向け講演会のために準備した原稿に基づき、その講演内容をまとめた資料を、市民のための講座として、公開することとしました。内容は、次世代を担う若者達のものではなく、成人の一般市民を対象とした、新技術と社会に関係した、啓発的な情報の提供を狙ったものです。一般の方々が、これからの皆様の生き方を考えるために、ご参考にして頂ければ、幸いです。2025年9月は、「ホモ・デウスの倫理」と題した講演でした。
2025年9月16日
「知の自由塾」は、主として小学校高学年から、中学校3年までの生徒を対象として、これからの世界や日本社会の発展を担う人材を育てることを目的として、開設された私的なホームページです。学校で学ぶ科目とは別に、これからの世界のリーダーに求められる「知的な力」を養うための基礎となる、「ものごとの見方、考え方」を、次世代を担う皆さんが学ぶための、自由参加の教室です。
このホームページに掲載されている記事は、以下の通りです。
特集: 高校生、大学生の探究学習のために
新企画: 市民のための講座
2019年7月
有限会社 知の匠 技術顧問 大場 充
(広島市立大学 名誉教授)
著書
論文
以下のメールアドレスへ
juku@chi-takumi.jp